2009年10月27日火曜日

レバレッジ勉強法 本田直之

私的評価:★★★★★

本田氏の著作が続きます。
レバレッジシンキングの対象を勉強にあて、How to的にまとめられています。
勉強の分散投資が良くないのはわかりつつも色々手を出してしまう人は多いかと思います。本書では著者の考える労力対効果が高い勉強を具体的に示してあり、わかりやすく参考になります。

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○勉強は"投資"
・勉強には三種類「試験、資格」「知識、ノウハウ」「情報」
・限られた時間をやりくりして勉強にまわすことは「ストック型人生」
・勉強しないのは、いくら働いても自分資産が生まれずに生涯忙しさに追われる「フロー型人生」

○何を勉強するか
・徹底的にROIを意識した勉強をする
・分散投資はだめ。徹底的にフォーカスする
・どんな自分になりたいか
・自分の性格にあっているか
・継続的にリターンをとれるか
・知らないと損をしないか
・希少性はあるか
・実情を知っているか
・時流に合っているか
・「語学」「IT」「金融」
・頭ではなく足を使って決断する
・家計簿をつけ、キャッシュフローを皮膚感覚で理解する

○仕組み作り
・マニュアルを利用する(ビジネス書、うまくいった人の話、講座・スクール)
・アウトプットしないとインプットの価値は無い
・スケジュール化して型にはめる
・ノルマ化して型にはめる
・実行したことを数値管理
・午前中に自己投資
・二毛作
・寝る前は暗記タイム
・時間を天引き
・休み時間を確保
・人からの学びを最優先
・小さな目標、締め切りを追う
・参考書選びに時間をかける
・はじめに過去問を解く
・参考書は三回転→カード
・覚えたら捨てる
・赤ペンで脳に刺激
・欲求をビジュアル化し続ける

○情報管理
・良い情報ではなく「自分必要な情報」を収集する
・レバレッジメモを作る
・丁寧にやらない

2009年10月23日金曜日

レバレッジシンキング 本田直之

私的評価:★★★★★

私が読書メモを習慣化するきっかけになった本です。
本田氏は様々な方法をシステマチックに組み上げて提案する、優れたプロデューサーであると尊敬しています。
この『レバレッジシンキング』で本田氏は彼の主張のコアである「レバレッジ」の考え方を語っています。全著書に共通する考え方がまとまっていると言えるので、本書を最初に読んでおくと他の著書がスイスイ読めます(どれも結構内容かぶってます。良い内容ですが笑)

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○常にレバレッジを意識せよ
・多くのビジネスパーソンが練習不足であり、
少しでもトレーニングすればかなり抜け出すことが可能
・Doing more with less
・自己投資によって「パーソナルキャピタル(自己資産)」を構築、レバレッジがかかることで不労所得的に成果が上がる
・ゴールを明確に描けると「カラーバズ効果」でチャンスを得やすくなる
・ゴールを明確に描くことで余計なことをしなくなる

○労力のレバレッジ
・心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
・仕組み化、マニュアル化、チェックリスト化は時間、労力がかかるが先々継続してリターンを生む
・習慣をチェックリスト、数値で管理する
・前例を学び、成功への鍵を握る要素(Key Success Factor)を見極める
・二毛作

○時間のレバレッジ
・時間があるから成果が上がらない
・自己投資の時間を時間割で天引きし、タスクには制限時間を設ける

○知識のレバレッジ
・常にROIを意識
・読書後はメモ作成、実践
・チームで読書MTG

○人脈のレバレッジ
・"熱"のある場所に自らを持って行く
・人脈は自分一人の何倍もの成果を生み出す
・相手にどんなバリューを提供できるか
・自分で会を主催する
・パーソナルブランディング
・プロのアドバイザーを見つける